グループディスカッションの思考法①
以前、グループディスカッションの進め方を紹介したと思います
忘れてしまった方、見ていない方は以下参照↓↓
グループディスカッションで意識すべき「目的」と「手段」の考え方
http://awaki1994.hatenablog.com/entry/2018/04/06/075115
グループディスカッションの進め方
http://awaki1994.hatenablog.com/entry/2018/04/08/085428
グループディスカッションにおけるメモの取り方
http://awaki1994.hatenablog.com/entry/2018/04/10/212102
今日は、グループディスカッションにおいて、アイデアを考える時に使える思考方法を紹介したいと思います
(※2つありますが、今回は1つだけ書きます)
それは
抽象化思考
です
ある具体的な事例を一度抽象化し、別の事例で再び具体的にすることです
これが出来ると、知識が乏しいテーマに対しても思考がしやすくなります
具体例を示しましょう
僕は現在、個人顧客向けの営業職として働いています
フローとしては、
①チラシ投函
↓
②初回訪問
↓
③見積もり獲得
↓
④見積もり提出
↓
⑤成約
になります
営業を始めて2ヶ月がだった頃、ある1つの悩みを持っていました
それは
「たくさん見積もりをとってもほとんど断られてしまう、、時間がもったいない気がする」
といったものです
その時に、ある1つの考えが浮かびました
「最初から、自分たちの商品に興味ありますか?とストレートに聞いて、興味ある人にだけ見積もりを作成するようにしよう」
今考えれば、中々思い切ったことを考えるな、と思います(笑)
実行したところ、結果は撃沈
20件回っても1件も見積もりが獲得できませんでした
ここで、なぜこのような結果になったのかを抽象化思考を使い、考えて見ました
まず、営業を抽象化すると
「初対面の人にあって、少しずつ距離を詰めていくこと」
となります
次に、抽象化したことをべつの事例にあてはめます
「これって、恋愛に似てるよな」
そして最後に、僕が失敗したケースを恋愛にあてはめてみます
「ゴールが女の子と付き合うことだとしたら、僕がやっていたことは、初対面の女の子に対して【おれに興味あるならご飯行こうよ】と言ってるようなものだなあ、、普通に引かれるよなあ」
となりました
こうして、僕の失敗の理由が明らかになりました
初対面の人にこんな事言って、成功するのは俳優並みにイケメンの人くらいですよね(笑)
逆に、ズバ抜けたサービスがあるならむしろこのやり方の方が効率は良いのかもしれませんね
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いかがでしたか?
これを使いこなせば、例えば営業素人の僕が、恋愛と比較する事で、お客様との距離の取り方を考えられたように、無知のテーマに対しても意見が言えるようになります
また、話の上手い人の特徴である
「例えば〜」
という話し方も、これがベースになっています
是非、抽象化思考を身に付け、
「このテーマに対しての知識ないな、、」
という場合も、鋭い意見が言えるようになりましょう!!